HISTORY
沿革

日理株式会社の歩み

沿革

明治時代(1885〜1912年)

1885年
明治18年

後の初代社長 藤原勝次郎が当社の前身『藤原商店』を大阪西区で創業。
当時としては珍しい理髪道具を中心とした金物店としてスタートした。
(明治36年頃の南区安堂寺橋の店舗)

藤原商店 創業(写真は明治36年頃)

1888年
明治21年

後の2代目社長 伊藤兼吉(両手バリカンを発明した)が、大阪で『伊藤兼吉商店』を創業。

伊藤兼吉商店 創業

1906年
明治39年

後の東京支店長 宮崎伝吉が東京神田に『近江屋商会』を創業。

大正時代(1912〜1926年)

1915年
大正4年

8月10日、日本理髪器具株式会社設立。
大阪の藤原勝次郎を中心に、伊藤兼吉、石原時成、東京の宮崎伝吉、河野弥一、伊勢田米次郎、伊藤万蔵らが日本理髪器具株式会社を設立。
大阪に本店、東京に支店設置。

日本理髪器具株式会社 設立

1918年
大正7年

大阪三越と取引開始。

1920年
大正9年

『日本理髪商報』発刊。
B5版、2色印刷、40頁、日本初の総合理美容器具カタログ。
後の『ペリカンニュース』『日理全書』のルーツとなる。

日本理髪器具株式会社 設立

昭和時代(1926〜1989年)

1926年
昭和元年

ジレット社、ドイツヘンケル社との販売提携を機に、全国デパートと取引。

当時のジレット剃刀と
ゾリンゲンレザー

1935年
昭和10年

社名を『日理株式会社』と改称。

1946年
昭和21年

戦災で焼失した本支店社屋を建設、貿易部、百貨店部を再設する。
昭和27年頃の本店(大阪)と支店(東京)

戦災から復興後の本支店社屋

1959年
昭和34年

ハンドラセット流行。
一般家庭でのドライヤー使用の発端となる。

1959年
昭和34年

ホーユーと取引開始。「ビゲン業務用50g」(粉末)を理容業界に販売。

ビゲン業務用50g(粉末)

1965年
昭和40年

創業80年会社 設立50周年記念イベント「理美容トレードショー」を開催。
入場者1万数千人、業界の注目を浴びる。
写真は会場の東京プリンスホテル前の行列

理美容トレードショー

1966年
昭和41年

9月10日 鐘紡株式会社(現クラシエ)と業務提携。
カネボウ業務用男性化粧品の総発売元となる。
全国有力理容器具商による「日理・カネボウ代理店会」を結成。
「京都国立国際会館」における全国代理店会席上にてこれを発表。

鐘紡と業務用男性化粧品の業務提携

1966年
昭和41年

理容店向け繁栄情報誌「ペリカンニュース」(タブロイド判12ページ)創刊(月刊)発行部数11万部。
昭和44年にはB5版で24頁になり、現在の「サロン通信」へと続く。

ペリカンニュース創刊

1967年
昭和42年

「ビューティトレードショー」に出展。
(都立産業会館)

1967年
昭和42年

カネボウ(現:クラシエ)「ダンディ化粧品」業務用発表。理容店で初めて業務用高級化粧品の使用が始まる。

カネボウより業務用
「ダンディ化粧品」新発売

1970年
昭和45年

大阪「万国博」ご招待旅行
全国の代理店と共栄会230名が、日本万国博覧会の見学ツアーを行う。

大阪「万国博」招待ツアー

1970年
昭和45年

日理の創立55周年を機に、東西別で開催していた代理店会を合併し、全国の有力器具商220社による全国日理・カネボウ代理店総会として初開催。
全国統一企画による販促策を実施、強固な販売網が実現した。
(熱海ニューフジヤホテル)

初の全国日理カネボウ代理店総会

1970年
昭和45年

スライド、16m/m映画など、当時の最新機器で、サロンへの情報活動を開始。
「繁栄への提言シリーズ」として全国に展開。
その後、業界初の「ビデオテープ」によるVTR情報システムも発表。

当時の最新情報機器

1971年
昭和46年

ホーユー シャンプーフォーミュラー発売。
理容市場に大きなシェアーを獲得。

アッシュレーシャンプー
フォーミュラー発売

1972年
昭和47年

シャンプーフォーミュラーに続き、メンズアッシュレ―も発売。さらにカラー市場を深耕。

メンズアッシュレ―発売

1972年
昭和47年

株式会社ナンバースリーとタイアップ。
ペリカンデザインパーマシリーズによる、男性向けコールドパーマシステム(セッティングサポートシステムSSS)を発表。
理容サロンでのパーマ施術が本格的に始まる。

セッティングサポートシステム発表

1974年
昭和49年

美容部門を強化。カネボウ・ソワンエステティック技術(総合美容システム)を開発、美容界に進出した。

ソワンエステ 機器・化粧品

1974年
昭和49年

日理の新シンボルマークと新書体(ロゴタイプ)“ニチリ”を設定。
“新しい日理”総合商社日理“を目指す。

新シンボルマーク・ロゴ設定

1974年
昭和49年

日理企業株式会社設立、キャロッセと命名しギフト産業に進出。

日理企業㈱設立

1976年
昭和51年

ニチリエッジアイロン・エデュースアイロン発売。
変形アイロンで「15分パーマ」を実現。

1976年
昭和51年

「ニチリトレードフェスティバル」が大阪で開催。
約8,000名の理美容サロンを集めて、サロン繁栄の経営情報、新製品、新技術を提案した。

ニチリトレードフェスティバル

1977年
昭和52年

清水健太郎のショートヘアが大流行
「健太郎カット」をアイロンパーマ技術でスタイル提案
キャンペーンポスター「男は、あたま。」シリーズが全国の理容店の店頭を飾る。

「男は、あたま。」ポスター

1978年
昭和53年

各地でシルバーアイロンの講習が盛んに行われ、アイロンパーマの全盛時代を迎える。
シルバーアイロンは、生産数15万丁を越える。

シルバーアイロン

1979年
昭和54年

ニチリ<第二回>ヨーロッパ研修会。
西ドイツ・ハンブルグとフランス・パリで日理主催のヘアセミナーを開催。

パリ・コンコルドホテルのセミナー

1979年
昭和54年

本物のプロのレザーの製作を西ドイツ・ゾリンゲン市とドイツ刃物工業連盟のバルハンツ博士に依頼。
全面的な協力のもと、日理オリジナルブランド「ルネッサンス」と「ペーターハン」印のレザーを大量に製造輸入した。

ゾリンゲン製オリジナルレザー発売

1984年
昭和59年

1982年のパリ大会に続き、第20回「世界理美容選手権大会・ヘアワールド’84ラスベガス大会」に出展。
新しく開発した鋏「JUDO柔道」を発表。
全世界の注目を集め、各国に販売代理店が出来る。

ラスベガス世界大会に出展

1985年
昭和60年

9月17日 創業100年祭(会社設立70周年)
記念講演会・記念式典を東京プリンスホテルにて開催。

創業100周年 記念式典

1985年
昭和60年

9月16日 創業100年祭(会社設立70周年)「大感謝ビッグトレードフェア」を開催。
東京プリンスホテルで18,000人の理美容店が参加。

大感謝ビッグトレードフェア

平成時代(1989〜2019年)

1989年
平成元年

草加市に、日理東京流通センター竣工

1990年
平成2年

理美容業界初「幕張メッセ」にて、世界的規模のトレードフェア開催。

1991年
平成3年

第3日理ビル(大阪店)新築工事竣工。

大阪店ビル 竣工

1991年
平成3年

全国縦断の「カネボウ(現:クラシエ)ヘアー&メイクコレクション」開催。
ヘアファッションと水着、着物などとコラボレーション。
北海道から九州まで各地で大反響。

カネボウヘアー&メイクコレクション

1992年
平成4年

第1日理ビル(浅草橋)建設。

第1日理ビル(浅草橋)建設

1992年
平成4年

幕張メッセ世界大会に、60小間の展示出展を行う。

1992年
平成4年

第三のウェーブ「シティ―ウェーブアイロン」発売。
全国でシティウェーブアイロン発表会が開催される。

シティ―ウェーブアイロン発表

1993年
平成5年

業界初となるアイロンと薬液による縮毛矯正技術(ストレートパーマ)「ストレッチアイロン」発表。
(技術は、考案者の向井徳氏 全理連名誉講師・当時)

ストレッチアイロン発表

1994年
平成6年

電バリカットが流行。
各地でナショナル(現:パナソニック)電気バリカンを使って美容サロン向けの講習が始まる。
理容では、イチローカットが流行。ナショナル電バリの普及に追い風となる。

電バリカットセミナー

1996年
平成8年

ホーユーからカレンシアカラー発表。
「白髪ぼかし」として熟年男性のオシャレ心に火が付く。
現在では、理容業界に「白髪ぼかし」が定着、ヒット商品に成長した。

カレンシアカラーと
考案者・渡部道夫氏の講習

1998年
平成10年

男性へカラー市場の拡大と多様化に対応して、ホーユーから「プロシステム ヘアカラーシリーズ」発表。
全国で有名カラーリストのヘアセミナーや講習会が開催される。

プロシステムセミナー

2003年
平成15年

カネボウ(現:クラシエ)からマイルドシェービングを発表。
ほかでは味わえない気持ちの良いシェービング技術を各地で講習展開、新しいメニューづくりを理容業界に提案。

マイルドシェービング発表

2005年
平成17年

創業120周年(株式会社設立90周年)
髪フェスタ120大トレードフェアを開催、8500人が入場。
(大阪南港ATCホール)

創業120周年記念
「髪フェスタ120」開催

2006年
平成18年

NHT紀尾井町自毛植毛相談室と業務提携。
毛髪の悩みをクリニックと理美容サロンが両面からサポートできるシステムがスタート。

NHT紀尾井町自毛植毛相談室と
業務提携

2006年
平成18年

日理主催で新井唯夫ヘアショーを東京 帝国ホテル、大阪 メルパルクホールにおいて開催。
両会場とも約800人の熱心な観客で、満席となる。
以後、毎年開催される。

新井唯夫ヘアショー 東京帝国ホテル

2007年
平成19年

ホーユー「プロシステムヘアカラーシリーズ」を進化させた「セレニアヘアカラーシリーズ」をヘアカラー市場の変化に対応した新たな提案として発表。

セレニアヘアカラーシリーズ発表

2010年
平成22年

新井唯夫ヘアショーを東京・大阪にて開催
延べ2000名を集客。

新井唯夫ヘアショー

2010年
平成22年

日理創業125周年及び株式会社設立95周年記念イベントの代理店総会を大々的に開催。
大阪 リーガロイヤルホテル。

創業125周年記念 代理店総会

2011年
平成23年

ニチリ・ホーユー・クラシエ3社による商社・メーカー横断型プロジェクト「男前サロン計画」を発表。今後3社で理容サロンの活性化のメニュー・ノウハウを提供する。

「男前サロン計画」ジャーナル発表会

2011年
平成23年

理容サロン/ 美容サロンそれぞれの新メニューを提案 全国へ活動展開。

2012年
平成24年

全国各地でセミナーと併催の提案型展示会の開催始まる。

2014年
平成26年

創業130周年・会社設立100周年のロゴを設定、すべての広告・印刷物などに使用。

創業130周年・会社設立100周年ロゴ

2014年
平成26年

第7回アジアビューティエキスポに大規模の出展
連日デモストコーナー・展示コーナーともに大きな反響を呼ぶ。

アジアビューティエキスポ

2015年
平成27年

創業130周年(会社設立100周年)
記念講演会・祝賀会を東京「帝国ホテル」にて開催。

創業130周年記念祝賀会

2018年
平成30年

第8回アジアビューティエキスポに出展
出展メーカー約40社による大規模な展示・セミナー

第8回アジアビューティエキスポ

令和時代(2019年〜)

2019年
令和元年

大阪店初主催 BEAUTY FACTOR 2019 開催
約60社のメーカーが出展。来場者は1,000人越えを達成した

BEAUTY FACTOR 2019 開催

2022年
令和4年

第9回アジアビューティエキスポに出展
大規模な展示・セミナーに加え、出展メーカーにより告知動画、また当日のLIVE配信を導入

第9回アジアビューティエキスポ

2023年
令和5年

第2回 大阪主催 BEAUTY FACTOR 2023 開催
前回の反響をふまえ、出展メーカー約90社と大規模なイベントとなった。
また電子チケットを導入し、入場時のスムーズ化を実現。

BEAUTY FACTOR 2023 開催

2023年
令和5年

東大阪市に、日理大阪店物流センター工事着工

日理大阪店物流センター工事着工

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